体協ニュース10年間の刊行に寄せて

森町体育協会 副会長 髙野 佳和

 

 体協創立50周年を迎えて以降ニュースを刊行し続けてきた10年間は、国内においては日本の社会構造や価値観が大きく変革しました。当協会はそうした流れの中で、当協会として継続して取り組んでいる「ギネスにチャレンジ!」事業は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災を契機に、各地区で行われて来た住民体育祭は年々規模を縮小して開催したり、他競技で開催するなど状況が変化したことにより、ギネス対象種目となっている順送球、男子・女子百足競走、玉入れ、男女混合風船割り競走や輪投げの記録は平成29年度を機に記録更新がない状況にあります。再び種目毎に新記録が出ることを期待して止みません。

  静岡県市町対抗駅伝競走大会において、第11回大会の3位入賞後は各回で入賞を重ね、体協ニュースでその様子を紙面で伝える度に達成感に包まれた中で紙面を作成したことが鮮明に思い出されます。

 また、森町ロードレース大会については、参加者定員を2,500名に設定しましたが、回を重ねるごとに大会が充実したものとなり、大会の様子をニュースで掲載する時にも大会を楽しんで満足して帰られる参加選手のみなさんのことを思い浮かべながら紙面づくりをしてまいりました。

 体協ニュース刊行は、手作りでの作業で多少時間はかかりますが、手作りならではの特色を生かした紙面づくりを心がけています。ニュースをご覧いただいている皆さんにはききっと満足いただいていると自負しています。これからも初心を忘れずに、心のこもった暖かみのあるニュースづくりに努めてまいりたいと思います。

 結びにあたり、ニュース刊行に際しご協力いたただいた体協本部役員と各支部役員及びニュース掲示にご協力いただいた各地区町内会と町内各小中学校・高等学校に対しこの場をお借りして深く感謝申し上げます